2011-02-04(Fri)

ABAは型にはまった教育法で、ごく自然な生活をしていく上では限界があるという記事を読みました。自閉症の子供を教育していく上で、ABAといった教育法を取り入れるのは本当にいいのでしょうか。 山口県 N.Yさん 

ABA博士の答え

ABAは確かに型にはまった形からスタートします。

典型的な例を出して言いますと、社交力を教えるのに、「人と会ったら、こんにちはと言いましょう。もし相手が元気?と聞いてきたら元気と答えましょう。」というようなものがあります。

ただ、ここで終わってしまっては、自然な生活で応用するには程遠いです。

ですから、ABAではその後の「般化」とよばれる応用の練習と実践を重視しています。

ここの例では、夜だと「こんばんは」と言ったり、相手が「最近どうしてた?」と聞いてくる場合もあったり、答えるのは「元気」だけでなく、「風邪を引いてます」や「暑くなったね」と答えたりするといった練習、また実践を繰り返すことが般化です。

この分化なくしては確かに教育していく上で限界があるといえるでしょう。

今現在、ABAを越える教育法はみつかっていません。

その理由の大きな一つはABAはデータを基準としているからです。

データをみて、お子様が成長していることを確認できるからABAは「臨床的に効果のある教育法」とみられています。

ただ研究は日々前進していますので、いつかABAを越える教育法といったものが出てくることもあるでしょう。

私達にとって大切なのはABAに限界があるかどうかということよりも、よりよいものめざし、挑戦しつづける限り、人の成長には限界がないということだと思います。

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