2011-01-30(Sun)

3歳の自閉症の子供がいるのですが、欲しいものがもらえず、「ダメ」と言われるとすぐに自分の手を噛んだり、頭を叩いたりと自傷行為に走ります。ダメなときはダメといいたいのですが、自傷行為に走られると心配なので、あきらめて与えてしまうこともあります。どのようにして、自傷行為をやめさせることができるでしょうか? 長野県 F.Wさん

ABA博士の答え

お子様の自傷行為は親御さんにとって自分が傷付けられる以上に痛いものです。

まず、頭を叩く行動は、帽子をかぶったり、ひどい場合はヘルメットをかぶるなどして、手を噛む行動も、手袋やマスクをつけさせましょう。

これによって自傷行為が減るわけではありませんが、まずは少しでも怪我を防止することは大切です。

ご質問に、ほしいものがもらえないときに自傷行為が見られるとありますので、次のような方法を試してみてはいかがでしょうか。

とっても好きな物(ここではチョコレート)と、まあまあ好きな物(ここではおせんべい)を用意します。

チョコレートは見せずに、おせんべいをテーブルの上に置き、お子様に気付かせます。

お子様がおせんべいがほしいといったときに、「これは〇〇君(ちゃん)のじゃないからダメだよ。」と伝え、我慢できたときに、即「えらいね!ダメっていわれて我慢できたね!」とチョコレートをご褒美にあげます。

ほかにもできるだけたくさん好きな物(食べ物)、まあまあ好きな物(食べ物)を用意し、何度も練習しましょう。

お子様は徐々に「ダメ」即「自傷行為」から「ダメ」即「ご褒美」へと覚えていきます。

そして、慣れたころに、ご褒美をとっても好きな物からまあまあ好きな物に変えてみましょう。

まあまあ好きな物にも慣れてきたときには、ご褒美をお子様にあまり関心の無い物等に置き換えたり、単に口で褒めてあげたりしましょう。

段階を踏んで、褒めながら我慢を教えていくというのがここでは鍵だと思います。

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