2011-01-07(Fri)

問題行動に対してABAでは何もしない「消去法」を推薦していますが、どうも効果があるように思えません。なんらかの形で悪いときは悪いと教えるべきではないのでしょうか? 静岡県 M.Nさん

ABA博士の答え
まず、ABAで言われる「消去」をご存知でない人のために、簡単に説明したいと思います。「消去」とは、相手の行動をエスカレートさせないために、何のリアクションも示さず、相手にしないため、その行動が減っていくといった方法です。何もしないことに対して、確かに「これって効くの?」と疑問を感じるかもしれませんが、実はこれはうまく使えばすごく効き目のある方法なのです。皆様も普段、怒ったり、過剰な反応を起こしたがために、相手の行動が悪化したっていう経験はありませんか?例えば車の運転中、後ろの車が意味なくクラクションを鳴らしたり、パッシングしてきたとします。それを相手にするから泥沼化して、ケンカになったりするわけであって、全く無視をして、そのまま運転を続けると、たいていの場合、相手はあきらめてどこかへ行きます。(消去バーストと言って、最初のうちは悪化することもありますが、そのうちあきらめます。)「消去」を使う上で、正しい行動も教え、その正しい行動をみせたときに、思いっきりリアクションをみせて喜ばせることで、「相手にされない行動よりも相手にされる行動の方がいい」と学ぶことができます。

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