2011-04-22(Fri)

ABAの専門用語 「分化強化」

分化強化とは、ターゲットとする問題行動をしぼった上で、問題行動が起きたときには褒めず(消去法)、問題行動が起きていないときに褒めてあげる(強化法)といった方法です。

例をあげてみましょう。

子供が図書館で大声を出して本を読むので、周りが迷惑してるとします。

親が大声を出して本を読む行動を問題行動として、分化強化します。

まず、家で練習します。

大声で本を読んでいる行動が起きているときには、相手にもしません。(注目がほしくて問題行動を起こしている場合、「静かにしなさい!」などといった言葉を子供が喜んでしまう場合があるので、ここではあえて相手にもしません。)

そして少しでも静かに本を読んでいるときがあれば、そのときに「静かに本を読めてすごいね!!!」と注目を与えながら褒めてあげます。

またこのときに、小さなお菓子などを与えてあげるのもいいと思います。(ポテトチップ1枚)

大声で本を読む=注目とご褒美がもらえない

静かに本を読む=注目とご褒美がもらえる

というのをあきらかに区別して教えてあげるのが分化強化です。

これができるようになったときに、お友達の家で練習したり、公園で練習したりして、最終的に図書館で実践します。

問題行動が起きたときに怒って、問題行動が起きていないときにそれを当たり前のようにして褒めないことってよくありますよね。

もし子供が注目を欲しがっているようですと、これでは逆に問題行動をひどくさせてしまっていることになります。

一度分化強化をお試しください。
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